米歌手で女優のバーブラ・ストライサンド(76)が、マイケル・ジャクソンさんの性的虐待を題材にしたドキュメンタリー「リービング・ネバーランド」で幼少期に受けた性的虐待の被害を訴えた2人の男性の両親を非難した。

同番組では、2人の男性が過去にマイケルさんから受けた性的虐待を赤裸々に告白し、遺族は「虚偽の証言」と批判。放送後に、マイケルさんの娘でモデルのパリス・ジャクソンの自殺未遂が報じられた。ストライサンドは英紙のザ・タイムズに「マイケルの性的嗜好(しこう)の原因は知らないけど、いたずらはあったでしょう。その子たちはかわいそうだと思うけど、マイケルもかわいそう。私はその親たちの責任だと思う。一緒に寝ることを許したのだから」と語った。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)