LDHのガールズプロジェクト「E.G.family」が27日、全国ホールツアー「E.G.POWER2019~POWER to the DOME~」の東京・NHKホール公演を行った。

E-girlsをはじめ、Dream Ami(30)、Shizuka(31)、Flower、Happiness、スダンナユズユリーの6組が一堂に会して初めてのツアーは中盤戦にさしかかった。ライブでは、ステージの最前まで出てファンの近くでパフォーマンスするなど、ホールライブならではの演出で、各グループのパフォーマンスをはじめ、17人全員で「Y.M.C.A.」「うれしい!たのしい!大好き!」を披露するなど30曲で3500人を魅了した。

17年7月にプロジェクトの新体制が始動してからは、E-girlsは昨年全国アリーナツアーを開催したほか、それぞれソロ活動を行ってきた。2月からスタートした今回のツアーでは、久しぶりの“集合”となった。公演前に取材に応じた鷲尾伶菜(25)は「1人1人の責任感も強くなっていたり、安心感もあります」。Amiも「メンバーもたくさんいて、みんなで作っていくのが楽しい。ファンの皆さんが喜んでくれる顔を見て、この形になってよかったと思います」と手応えを口にした。

ファミリー全体でツアーを回る中で、全体のまとめ役はShizukaだという。Amiは「特にリーダーはいないんですけど、“ボス”というならばShizukaちゃん。裏ボスはMIYUUかな」と明かした。MIYUU(22)が照れ笑いを浮かべる中、Amiは「今回のライブの見どころは、MIYUUのセクシーダンス! 気合入ってますよ」とフォローしていた。

この日のアンコールでは、5月25日にパシフィコ横浜で追加公演を行うことを発表した。ツアータイトルの副題には「DOME」の文字もある。Shizukaは「自分たちにとっても今回が新たなスタート。ドームは大きな夢。次の夢に進んでいくために、もっともっと成長していきたい」。Amiは「ホールは安心感があって、いい感じで力も抜けてできている。この感覚を持って、いつかドームのステージに立てれば、よりファンの皆さんにも楽しんでもらえると思います」と思いをはせていた。