竹内涼真(26)飯豊まりえ(21)が3日、都内で、日本語吹き替え版の声優を務めた映画「名探偵ピカチュウ」(ロブ・レターマン監督)初日舞台あいさつに登壇した。

竹内はポケモントレーナー役でカメオ出演もしている。「1月2日にロンドンに行って、弾丸で撮影して。すごい高級なモンスターボール渡されて、『1個しかないから絶対壊さないでね、でも全力で投げて』って言われて」と回想。帽子などの衣装は、ポケモンに登場するサトシに近いリアルなものが用意されたという。「本当にサトシの格好じゃん、と思いながら、一瞬のシーンでも、作品にかける熱量がやっぱりハリウッドってすごいな、って思いました」と話した。

撮影では英語での指示があったという。竹内は「なんか言われたら『イエー』って言ってました。『イエス』って言うと英語初心者な感じするので。だいたい分かってなかったですね。早く通訳さんに訳してもらいました」と笑ったが、3月に行われたワールドプレミアでも出演者と触れあい、海外進出への夢も刺激された。竹内は「ハリウッドの大きな作品で活躍している方の振る舞いとか、作品にかける思いを見てると、いろんな方とお仕事したいな、と思いました。自分の感覚だけでは狭いなと思ったので、いろんな世界を見たい」と口にした。

飯豊は竹内の“奇行”について暴露。「プロテインを飲みながらアフレコをされていると聞いて。私たちはお水を持ちながらアフレコ室入るんですけど、彼はプロテイン飲んでるんだよ。(監督が)そんな人いない、どんだけストイックなんだという話になった」と笑った。竹内は「アフレコ中も筋分解は起こっているから、タンパク質は入れておかないと。(役柄の)ティム中も摂取させていただきました」と笑いつつも真剣に返した。

上映で名探偵ピカチュウの声優役が西島秀俊(48)であることも公開され、西島もサプライズ登場した。