4月、ニューヨーク市内の病院で心臓手術を受けた英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガー(75)が、完全に回復したことがわかった。

英サン紙によると、心臓弁置換手術が成功したジャガーは、担当医師から休養を命じられていたが、順調に回復し、普通の生活に戻ったという。

情報筋は同紙に、「ミックは完全に回復し、100%元気になったので大喜びだ。医師らも術後の経過に喜んでおり、もうどこも悪くないとお墨付きを与えた。ミックのヘルシーな食生活が回復を助けた。現在は、家族や友人とリラックスした時間を過ごしている」と話している。

ジャガーは手術後、「皆さんからの応援のメッセージとサポートに感謝している。前より元気になり、回復に向かっています。病院のスタッフ全員の素晴らしい仕事にも本当に感謝しています」とファンに経過を報告していた。

ジャガーの手術により、ローリング・ストーンズは先月、4月より開始予定だった北米ツアーの日程を変更し、7月まで延期した。(ニューヨーク=鹿目直子)