V6の年長ユニット、20th Century(トニセン)の坂本昌行(47)長野博(46)井ノ原快彦(42)が、舞台「カノトイハナサガモノラ」(7月27日初日、東京グローブ座など)に出演することが12日、分かった。3人だけが出演する舞台プロジェクト「TWENTIETH TRIANGLE TOUR(TTT)」の一環で、17年1月上演「戸惑いの惑星」に続く第2弾となる。

「カノトイハナサガモノラ」は、登場人物の「サカモト」「ナガノ」「イノハラ」をバラバラに組み合わせたタイトル。ライブハウスを想像させるとある場所を舞台に、3人がそれぞれの過去や未来、真実や虚構が見え隠れする会話を進めていき、さまざまな思いを音楽とともに呼び起こしていく。トニセンの楽曲をメインに、書き下ろされた新曲も披露される予定だ。

「TTT」第2弾上演決定を受け、長野は「こうして2回目ができるのは本当にありがたいことです」と感謝。井ノ原は「TTTは1つの独立したジャンルとして観ていただけたら」とアピールした。

現在3人は作・演出を手がける御徒町凧氏とともに打ち合わせなどを進めているという。坂本は「御徒町くんも『お客さんが観終わったあとにこれは芝居? それともライブだったの? と思うものにしたい』と言っていますし、お芝居ともフリートークともつかない中間にある面白さをつかめたら、目指す場所に一歩でも近づけるのではないかと思います」と話した。