俳優志尊淳(24)が14日、都内で、主演映画「潤一」の初日舞台あいさつに出席した。

志尊は6人の女性たちをとりこにする妖艶な青年「潤一」を演じる。初ヌードも披露する。同作はドラマとして7月14日から関西テレビで放送されるが、この日から1週間の期間限定で、東京・丸の内ピカデリー1で上映される。

「ドラマとはいえ短編映画のように撮っていたので、撮影中から映画館でかけられたらいいねと話していました。このように実現して幸せです」と話した。

潤一役については、「小説を読んで、今まで感じたことない感情や、自分の中で強く感じていたものを覆される瞬間があって。そして言葉では説明しにくいのですが、僕が感じた潤一をはるかにこえるものを感じた」と語った。

この日、藤井美菜(30)夏帆(27)原田美枝子(60)蒔田彩珠(16)伊藤万理華(23)北原栄治監督、広瀬奈々子監督も登壇した。

志尊と潤一の共通点を共演者に求めると、志尊は「タイプは違う部分が多いと思います」とけん制。藤井は「ギャップがあるところ」、夏帆は「コミュニケーションを取らないところ」、原田は「見る度に顔の印象が違うので役に合っていると思う」と話したところで、志尊は「これ、続けますか?」とギブアップ宣言。だがお客さんの要望もあり最後まで続けられ、苦笑した。

最後には「この作品をこのように見てくださいというのはなくて、みなさんが感じとったものを楽しんでいただければと思います」とした。また、「官能的な部分が先行しているかもしれませんが、そこだけでなく、人間ドラマや登場人物の女性の美しさに魅了される作品になっています」とアピールした。