来年1月スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の新たな出演者発表会見が17日、都内で行われた。

同作は、俳優長谷川博己(42)が主演し、明智光秀の謎めいた前半生を含めた生き様を描く作品。

新たに発表された出演者は11人。また語りを市川海老蔵が担当することも発表された。

織田信長の母、土田御前役は檀れい(47)。昨年11月に及川光博(49)と離婚した。檀は「織田信長の母でありながら、信長を愛することなく、弟の信勝の方をかわいがる、冷たい母の役です。信長の心に、少しでも暗い影を落とすことになりますよう、精いっぱい務めたいと思います」と、陰のある悪女を演じることを宣言した。

ほかに光秀の正室、煕子役を木村文乃、斎藤道三の側室、深芳野役を南果歩、道三の家臣、稲葉良通(一徹)役を村田雄浩、藤田伝吾役を徳重聡、今川義元役を片岡愛之助、光秀の終生のライバル藤吉郎(豊臣秀吉)役を佐々木蔵之介、足利義昭役を滝藤賢一、三淵藤英役を谷原章介、細川藤孝役を真島秀和、松永久秀役を吉田鋼太郎が演じることが発表された。

書家の中塚翠涛さんによる題字もお披露目された。

3月にはすでに、大河初出演となる沢尻エリカ(33)岡村隆史(48)高橋克典(54)らの出演者を発表している。