レディー・ガガが、アメリカで多発している銃乱射事件の被害地域に、新たに162の教室を作るためのプロジェクトを全面的に支援すると発表した。

ガガは先週、フェイスブックで、「家族や愛する人たちのもとを、あまりにも早く去ってしまった人たちのことを思っています。今この瞬間に、混乱、不満、怒りを希望へと変えたい。私たちが互いに助け合うために、ここにいることを願っています」とメッセージした。

ガガは自らが創設した「BornThisWay」財団を通じ、チャリティ団体「DonorsChoose.org」とパートナーを組むことを発表。

銃乱射の被害地となったオハイオ州デイトン、テキサス州エルパソ、カリフォルニア州ギルロイに、合計162の教室を新たに設けるためのプロジェクトを全面支援すると語っている。

アメリカでは最近、銃乱射事件が相次いでおり、今月4日にデイトンで9人が死亡。3日にエルパソで22人、先月28日にはギルロイで、2人の少年少女らを含む3人が死亡している。(ニューヨーク=鹿目直子)