元プロレスラーのザ・ロックこと俳優のドウェイン・ジョンソン(47)が、米経済誌フォーブスが毎年発表する「世界で最も稼いだ男優」ランキングで2年ぶりに首位に返り咲いた。

同誌によると、人気映画「ワイルド・スピード」シリーズ初のスピンオフ「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」が大ヒット中のジョンソンは昨年6月からの1年間で、推定8940万ドルを稼いだという。HBOのドラマ「Ballers/ボウラーズ」で1話あたり70万ドルの出演料を得ていることや、スポーツウエア・ブランドのアンダーアーマーとコラボレーションしたウエアやシューズ、ヘッドホンからのロイヤルティーが主な収入源となっているという。ジョンソンは昨年は、ジョージ・クルーニーに次ぐ2位だった。

2位と3位には今夏記録的大ヒットとなった「アベンジャーズ/エンドゲーム」に出演していたソー役のクリス・ヘムズワースとアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrが、それぞれ7640万ドルと6600万ドルで名を連ねている。4位は6500万ドルでインド出身のアクシャイ・クマール、5位は5800万ドルでジャッキー・チェンという結果になっている。また、初監督作品「アリー/スター誕生」がアカデミー賞候補となったブラッドリー・クーパーも5700万ドルを稼いで6位に名を連ね、4年ぶりにトップ10に復帰している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)