米映画「トワイライト」シリーズなどで知られる米女優クリステン・スチュワート(29)が、ハリウッドでキャリアを手に入れるためには自身のセクシャリティーを隠すよう言われた過去を告白した。

英国版ハーパーズバザー10月号の表紙を飾り、インタビューに応じたスチュワートは、「外で女の子と手をつないで歩いたりしなければ、マーベル映画にだって出られるのに」と言われたことがあると明かした。「そんな人たちとの仕事なんてこっちからお断りよ」と語っているが、その発言が誰によるものなのか、マーベルスタジオの関係者からのものだったのかなどは明らかにされていない。

女優としてブレークした「トワイライト~初恋~」(08年)で恋人を演じた俳優ロバート・パティンソンと実生活でも恋人同士となり、2人の交際は当時大きな話題となったものの、スチュワートの浮気が原因で13年に破局している。スチュワートはその後、自身の女性マネジャーやモデルのステラ・マックスウェルらとの交際が発覚し、自ら同性愛者であることをカミングアウトしていた。現在はキス現場もキャッチされている脚本家のディラン・マイヤーさんと交際中と言われている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)