板垣瑞生(18)吉柳咲良(15)竹内涼真(26)が20日、都内で映画「初恋ロスタイム」(河合勇人監督)の公開初日舞台あいさつに登壇した。

映画初出演でヒロイン役の吉柳は、冒頭のあいさつで「あ~頭が真っ白だ」と絶句。所属事務所先輩の竹内に「1回映画がどうだったか、みんなの拍手味わった方がいいんじゃない。皆さん、どうでしたか、さくちゃん」と観客に呼びかけてもらうと大きな拍手を浴び、吉柳は顔を赤くして照れた。

板垣も映画初主演。竹内は「初の映像だもんね、僕はもっとヤバかったですよ。自分の仮面ライダーの1話を見て、ショック受けたんです。変身するじゃない。力入れすぎて(背中が)反っちゃったのよ。(板垣は)反ってないよね」。竹内は吉柳についても「現場で会ったら、すごい堂々としてたし、合間に宿題やりながら。感心しちゃって、頼もしいな、と思って2人を見ていた」と話した。

竹内は2人をリードする形で、今度はMC役に思い入れのあるシーンについて、竹内は2人に「キスは?キスは?初映画でキスシーンって」とキスシーンについてツッコミ。竹内は「ごめんね、ここ聞かせて。お客さんも聞きたいと思う。記者の人たちもこれは欲しい。緊張した?」と聞き、吉柳は顔を真っ赤にして爆笑。竹内は板垣にも「歯磨きとかしたの」と聞き、「俺はメッチャ歯磨いたぜ」とアピール。「においとか大丈夫?」と聞かれた吉柳は「そんなに覚えてない。頭真っ白でした」と、赤面が収まらなかった。

吉柳は最後のあいさつでは一変。観客に向け堂々と、「いろんな要素がグッと詰まっている作品。この映画を通して一番に、人が誰かのために頑張る姿ってこんなにすてきなんだな、と感じて、今日も来ているんですけど母から『反省はしていい、でも後悔はして欲しくない』と言われていて、それって結構むずかしかったりするんですけど、そういう時は一歩踏み出す勇気、というものがすごく大切だなと思いました。皆様に、この作品が何かで背中を押してくれる作品になれたらうれしい」と語りかけた。

ただ吉柳は、最後には板垣からも「もしかしたら初キスだったかもしれない」と再びキス話を振られ、竹内も「お互い、(映画)ファーストキスじゃん」と加勢。板垣から「テストでもガンガン、キスしてた。咲良ちゃんのキス、良かったよ~」とトドメの一言を受けると、吉柳は再び顔を真っ赤にした。