20日に放送された、賀来賢人(30)が主演する日本テレビ系ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日曜午後10時30分)第2話の平均視聴率が、6・5%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は7・8%で、1・3ポイント下がった。

「ニッポン-」で賀来は、警視庁捜査1課の刑事、遊佐清春を演じる。清春の上司で、清春が目覚めた時に横で死んでいた碓氷薫を広末涼子、その息子克喜を田野井健、捜査1課長の南武修介を北村一輝、碓氷班の刑事、名越時生を工藤阿須加、江國光成を杉本哲太、高砂明海を立花恵理、捜査1課に配属された清春の同期、宮城遼一を細田善彦、警視庁公安部の才門要を井浦新、元刑事で喫茶店「bonnaro」マスター深水喜一を笹野高史、その娘の咲良を夏帆、捜査1課理事官の本城諭を篠井英介、その娘の芹奈を佐久間由衣が演じる。

第2話では、薫の殺害に使われた拳銃と、薫が追っていた10億円強奪事件につながる証拠があるとの通報を受け、本城ら1課が清春の家を家宅捜索をした。清春は名越と乳首相撲でごまかす。1課は証拠は見つけられず撤収する。

清春は、10億円強奪事件に使われた拳銃は隠し部屋に隠していた。警察撤収後、清春が部屋の隠しカメラを見ると、映っていたのは証拠を置く本城。清春は真相解明と共に1億円の着服ももくろむ。

10億円強奪事件では防犯カメラがハッキングされており、警察関係者の関与を疑う清春。南武はタレコミがあったことを捜査会議で明かし、碓氷班に10億円強奪事件の再捜査を命じる。

清春らが調べると、強奪犯の中で半グレ集団ベルムズとつながるメンバーと、本城の娘の芹奈がつながっていることが判明。清春が芹奈を聴取する。

本城は、匿名電話で碓氷班が芹奈を調べていることを知り焦る。克喜と咲良が、薫が家に残した10億円強奪事件の証拠の記録の手がかりを発見するが、そこに本城が訪れ、克喜が誘拐される。

本城は清春に、薫の残した手がかりと引き換えに克喜を返すと交渉。清春が本城のもとへ行くと、本城は清春に罪をなすりつけて殺そうとする。だが清春は芹奈を連れて行き、本城は動揺。才門も清春を援護する。本城はそれでも清春を撃とうとするが、逆に撃たれ命を落とす。本城は罪の意識から解放され、清春に感謝する。清春は本城を撃ったことに涙する。

だが翌日、才門の裏切りで、本城は10億円強奪事件の首謀者のぬれぎぬを着せられる。才門に激怒する清春は碓氷班とともに、真相を調べにかかる、という展開だった。