TBS系の音楽番組「第61回輝く!日本レコード大賞」(30日午後5時30分放送)の会見が16日、都内の同局で行われ、大賞候補となる優秀作品賞の受賞者らが出席した。

「令和」初となる今年は、秋元康氏が小室哲哉氏と並んで持つプロデュース作品記録(3作品)を更新。一昨年と昨年にAKB48、乃木坂46、欅坂46の作品で受賞しているが、これに日向坂46が加わった。会見前に行われた授賞式で、秋元氏は「レコ大が61回目で私も61歳。生まれてからずっと見ています。20代前半には台本も書いている。こんな関わりのあるレコ大の一翼を与えてもらって光栄です」と笑顔であいさつした。

記者の質問で3連覇への意気込みを聞かれた乃木坂46齋藤飛鳥は「2年連続も奇跡だと思っている。30日はグループ愛を伝えたい」とコメント。今年で優秀作品賞受賞が11回目という“先輩格”のAKB48向井地美音は「元気と明るさをパフォーマンスでは他のアイドルに負けません」と自信を口にした。

また、5人組の小中学生ユニット・Foorin(フーリン)は大賞を獲得すれば、平均年齢11・2歳で最年少記録になる。もえのは「ここに立たせてもらっているのがすごいこと。(歌唱する)『パプリカ』を多くの人に聞いて、歌って、踊ってもらえてうれしい。30日は1人でも多くの人に元気と笑顔を届けたい」と笑顔で話した。

大賞と最優秀新人賞は、東京・新国立劇場から生放送される同番組で発表される。