コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反罪で執行猶予付きの有罪判決を受けたミュージシャン、俳優ピエール瀧(52)が、映画「ゾッキ」(来年公開)の撮影に参加して芸能活動に復帰することが3日、分かった。今月中に撮影に入る。関係者は「出演は事実。クランクインは明日(4日)ですが、瀧さんの撮影はもう少し先」とした。

同作は、竹中直人、山田孝之、斎藤工の俳優3人が監督を務める。この日、ロケが行われる愛知県蒲郡市で3人が出席して製作発表会見が行われた。製作側は、出演者は今年秋に発表予定として、瀧の出演について明らかにしなかった。

ほかに瀧は、米動画配信大手「ネットフリックス」のドラマ「全裸監督」のシーズン2にも出演が決まっている。瀧と電気グルーヴを組む石野卓球(52)は同日、ツイッターで、芸能界は甘いのか、甘くないのかという投稿に答える形で「答えはシンプル。その人に需要があれば仕事はある、需要がなければ仕事はない。それだけ」とツイートした。瀧は昨年3月に逮捕され、同年7月に有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)が確定した。