新型コロナウイルス感染による肺炎で入院していた元NHKアナウンサーでフリーアナの住吉美紀(47)が退院したことが3日、分かった。所属事務所が公式ホームページで発表した。

事務所は「4月19日に高熱、肺炎のため入院、22日に新型コロナウイルスへの感染が確認され、治療を続けて参りましたが、症状が安定したとの医療機関及び保健所のご判断のもと、退院、自宅療養となりましたことを、ご報告させていただきます」とした。

また「今後は一定期間(原則2週間)、医療機関及び保健所の指示に従い、自宅にて経過観察を続けます」とし、活動再開時期については「本人の状態、関係各位と協議の上、決定していきたいと考えております」と伝えた。

そして「入院中も、絶える事なく応援してくださったファンの皆様、リスナーの皆様、全力で治療に携わっていただきました医療従事者の皆様へは、心より感謝申し上げます」と結んだ。

住吉アナは先月16日に発熱。電話での問診を受け、19日早朝に都内の医療機関を受診したところ、肺炎と診断されてそのまま入院した。その後PCR検査を受け、22日に陽性が確認された。

今月1日に「コロナ記」と題して更新したブログでは「平熱や微熱まで熱が下がってきました」と体調を報告するとともに、コロナが発覚までの経緯を詳細に説明。「間違いなく、life changing event。まだわからないけれど、もう元には戻れない、人生観も変わりそうです」などと心境をつづっていた。

住吉アナの入院を受け、レギュラー出演していたTOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜午前9時)のパーソナリティーをピンチヒッターが担当。これまでフリーの吉田明世アナ(32)、同番組の初代パーソナリティー望月理恵(48)、フリーの宇賀なつみアナ(33)が代打出演し、住吉アナの留守を守っている。