好角家で知られるミュージシャンのデーモン閣下が、新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため亡くなった大相撲高田川部屋の三段目力士、勝武士(しょうぶし、本名末武清孝=すえたけ・きよたか)さんを追悼した。

デーモン閣下は14日、ブログを更新。「まずは、大相撲・高田川部屋の力士、勝武士くん(28)が「新型コロナウイルス感染」により急逝されたことに関し、哀悼の意を心から表したい」(原文まま、以下同じ)と悼み、「またこの場を借りて、故人のご遺族を筆頭に、高田川親方、部屋の女将、部屋の関係者、広くは日本相撲協会の全関係者に見舞いを申したい」とつづった。

「吾輩は故人とは、それほど『ちゃんと会話を交わした』ことはなかった」というが、高田川親方とは30年来の親交があり、部屋の行事にも頻繁に出席していたこともあり、「辛いね」と心境を吐露。「故人の死を無駄にしないためにも、我々はこういう事態が訪れる度に『未来に生かさねば』ならない。今回は、自分の体の(感染しているのかしていないのかは不明でも)メンテナンスだ。特に、リスクのある『何か』を持っている人は、年齢や『鍛えている』に関わらず、その注意に勤しまねばならないということ。心に刻んで明日から…今日から生きてゆかねばならぬ。これを読んでいる諸君もな!!」と呼びかけた。