ムロツヨシが3日、三和酒類の焼酎「いいちこ」史上初の缶入り焼酎ハイボールとして新発売する「いいちこ 下町のハイボール」の新CMキャラクターに選ばれ、発表会に出席した。

ムロは21、22歳ごろに演劇を始めてから22、23年、いいちこを愛飲してきたという。「打ち上げ、誰かの家の家飲みで、いいちこがあったら飲んだり…21、22年、演劇とともに始まった」と、いいちことの歴史を語った。その上で、CM出演の経緯についても説明。「今春、マネジャーからCMの仕事が入ったと聞いた。日本で1番…3本の指に入るくらい飲んでいる。うれしかった。『飲んでたのを聞いてるの?』って言ったら『知らない』と。縁があるもんですね。非常にうれしかったです」とCM起用を喜んだ。

ムロは現在、日本テレビ系「親バカ青春白書」(日曜午後10時30分)に主演している。事前にメディアから受け付けた質問に答えるコーナーで、健康で気を付けていることを聞かれると「こういうお仕事をさせてもらってますし、40歳を過ぎて、すぐ太る。走り始めたんですね。体調も良くなりますし、自分に相性が良い。2日にいっぺん、走っています」と説明した。

その上で「その日、お仕事で疲れてなかったら10キロ走れたら良いな。6キロ…8キロとか。ドラマの撮影とか、撮影現場から走って帰ることがあります」といい、ドラマの撮影後、自宅まで走って帰ることがあると明かした。ムロは「ランニングの格好で現場に入って、お仕事して、夕方、涼しくなった時に走って帰る。案外、キャラとは違って走ったりするんですよ。スロージョギング。ジョギングよりも、ゆっくりな感じ。逆に疲れが取れる。夕方、走って帰った後のお酒がおいしい。家飲みが増えました」と笑みを浮かべた。

この日は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、オンラインの発表会となり、参加したメディア各社の担当者にも、事前に「いいちこ 下町のハイボール」が送られ、オンライン上ながら乾杯も行われた。オンライン飲み会をしたかと聞かれると、ムロは「僕もしましたし、人と人をつないでみました。会うとなると大変ですけど(オンラインで)つながっていると画面上で会えてしまう。会っていない友達を会わせたり…人と人、つなぐのが趣味なので」と語った。

その上で「僕がホストで『1回、解散しましょうか』と言うと(参加者は)画面から消えていく。かわいい後輩が残ると『もう1回、飲もうか』と言ったらブチッと切る。パソコン画面に、僕だけ映っている状態の寂しさといったら…」と、1人、画面に取り残されて寂しかったと告白。「居酒屋のように帰り道がない…ずっと家なんで、寂しさに耐えきれず、そこから飲んでしまう。寂しくて卒業しました」と苦笑した。

ムロが出演する新CMは、8日から全国で放送される。