俳優織田裕二(52)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(月曜午後9時)の14日放送の第10話の視聴率が8・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。前回の7・0%より1・5ポイント、アップした。

初回から11・1%、8・4%、8・3%、8・7%、8・7%、8・5%、7・1%、8・5%、7・0%だった。

「SUITS/スーツ2」は全米メガヒットドラマ「SUITS」のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午役を織田、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔役を中島裕翔(27)が演じる。

第10話で、シニアパートナーによる投票の結果「幸村・上杉法律事務所」のトップは、幸村チカ(鈴木保奈美)に代わって上杉(吉田鋼太郎)が務めることになった。「ファームの未来を託してくれてありがとう」。上杉はそうあいさつすると、真っ先に甲斐を呼び止め、これからは仲間として共に頑張ろうと声をかけた。

しかし、そんな言葉とは裏腹に、上杉は甲斐のオフィスを下の階に変更し、蟹江(小手伸也)を利用して、甲斐をファームから追放しようと画策し始める。

一方、最愛の祖母・結衣(田島令子)を失ったばかりの大輔は、その悲しみから逃避するかのように仕事に没頭していた。大輔の深い悲しみを知り、大輔のことを心配する真琴(新木優子)。大輔は、甲斐や玉井(中村アン)にも、まだ祖母のことを話していなかった。

アソシエイト指導責任者の蟹江は、そんな大輔に甲斐の仕事を手伝わないように命じ、そして甲斐に対しては、雑務を押し付けていた。

あくる日、結衣の葬儀が行われる。大輔のマンションを訪れた真琴は、何も準備できずにいた大輔を説得して連れ出す。大輔は、参列者の前であいさつをすることになっていた。だが、直前になって、祖母のことをよく知らない人たちに話すことなんて出来ないと思い悩む。そこに、大輔の幼なじみで元恋人の怜(吉谷彩子)がやってきた。