ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(44)が25日、ツイッターを更新し、SNS上に、なりすましアカウントが多数、存在することを受けて「前澤友作公式 なりすましパトロールアカウント」を開設したことを明らかにした。同氏は「なりすましアカウントを発見次第、即座に違反報告を行います。内容によっては、名誉毀損・著作権侵害・肖像権およびパブリシティ権の侵害などにより損害賠償請求などの法的措置を行います」とした。

「前澤友作公式 なりすましパトロールアカウント」は、同氏の事務所スタッフが管理運営する。「『なりすまし行為』や『アイコンの無断利用』は犯罪です。名誉毀損・肖像権侵害等に該当する可能性があり、個人の特定および損害賠償請求も検討します。なりすまし偽アカを見つけた方は情報お寄せください」と情報提供を呼び掛けた。

前澤氏は法的措置として、損害賠償請求の手順も公表した。

<1>Twitter社にIPアドレス&電話番号の開示請求

<2>開示されたIPアドレスに対して各プロバイダに保全請求、電話番号に対して弁護士照会

<3>各プロバイダに対して住所氏名の開示請求

<4>特定した個人に損害賠償請求

前澤氏はツイッター、フェイスブック、インスタグラム、LINEの主要SNS全てで公式アカウントを作っており「公式認証マークがついており、そちらが本物の証です。どこのSNSでも公式アカウントは一つのみで、サブや管理用や抽選用や問合せ用などのアカウントはありませんので、そのように騙る偽アカにもご注意ください」(コメントは全て原文のまま)と訴えた。

前澤氏の、なりすましアカウントは主要SNS上に複数、存在しており、同氏が実施している、毎日10万円が10人に当たるお金配り企画などをかたって、同氏になりすまして友だち申請を行うなどの行為が横行しており、SNSユーザーの間でも苦情が出ていた。