演歌歌手北山たけし(46)大江裕(30)が13日、都内で、ユニット名「北島兄弟」として発売した新曲「東京」の発売記念として、購入者と生電話でトークするイベントを行った。

師匠北島三郎(84)の元で共に修行を積んだ2人。それぞれのCDのカップリング曲としてデュオ曲「東京」を収録し9月30日、発売した。コロナ禍でファンとの交流ができない中、比較的年齢層が高い演歌ファンへ向け、生電話会を行った。

北山は「ファンの皆さんの声だけでも聞けるのでとてもうれしいです。今、自分たちにできることをと思い、インスタライブなど配信もやってきましたが、どうしても一方通行。今回は生で皆さんの気持ちが聞けるので楽しみです」と期待を寄せた。一方大江も「(ファンと)直接会えなくなった今、私たち以上に生きがいがなくなってつらい思いをされてるのではないかと思う。全国からお電話をいただくので、どんなご当地の方言が聞けるのかも楽しみです!」と話していた。

電話でのファンとの触れあいは、共に今回初。イベントスタートと同時に電話は鳴りやまず、北は北海道、南は鹿児島までの参加者から、矢継ぎ早に電話は鳴り響いた。生電話会は予定時間を約2時間オーバーしての開催となった。

イベントを終えた2人は「みなさんがお元気で、むしろ自分たちが元気をもらいました。近いうちに、みなさんとお会いしたいですねと、お話しさせていただきました」と語った。