10月26日スタートのテレビ東京系ドラマ「共演NG」(月曜午後10時)に、同局の田中瞳アナウンサー(24)が出演することが21日までに分かった。

新作ドラマは、長く芸能界の第一線で活躍してきた秋元康が「業界の裏側」にスポットを当てた原作。主演・中井貴一、ヒロイン・鈴木京香の最強タッグで挑む。「共演NG」の役者ばかりが集められたドラマの制作現場を舞台にしたコメディーで、胸がときめくラブストーリーに仕上がった。

ドラマに出演した感想を聞かれた田中アナは「作品名を聞いた時点でその攻めたタイトルにドキッとさせられ、続いて出演者の方々のお名前を聞いたときは、驚いて目を見開いてしまいました」と青天のへきれきだったオファーを振り返った。ドラマにいつ、どのようなシーンで出演するかはまだ明らかにされていない。

その上で「これは特に気合が入っているドラマだぞ…!と即座に察しました(笑)。本業がアナウンサーなのにアナウンサーを『演じる』というのは、私にとっては非常に不思議な感覚」とし「せりふも決して少なくはなく、慣れない私は『本番!!』の掛け声で心臓をぎゅっと絞られるような感覚に襲われてしまいました。終始緊張で固まっていた私を暖かな雰囲気で包み込んでくださった出演者の方々に心から感謝しています」とコメントした。

ドラマでは、テレビ東洋が社運を賭ける新ドラマ「殺したいほど愛してる」の目玉に、人気俳優・遠山英二(中井貴一)と大園瞳(鈴木京香)が起用されたことが描かれている。2人は元恋人で“奇跡の共演”とされた。英二の「二股交際」が原因で破局して以来ずっと「共演NG」。

そんな2人がなぜか25年ぶりにダブル主演を務める。制作発表のホテルにはマスコミが殺到。しかし、当の2人の恨みは根深く、会場入りの時間を巡って早くも攻防戦が勃発する。