全日本テレビ番組製作者連盟(ATP)に加盟する製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ「第36回ATP賞テレビグランプリ」の授賞式が22日、都内で行われた。

3部門の最優秀賞の中から選ばれるグランプリには、ドキュメンタリー部門の最優秀賞を受賞した「BSフジサンデースペシャル ザ・ノンフィクション特別編 おじさん、ありがとう~子供たちへ…熱血和尚の遺言~」が選ばれた。

また、ドラマ部門の最優秀賞にはテレビ東京系「ドラマ24 コタキ兄弟と四苦八苦」が選ばれ、授賞式には主演の古舘寛治、滝藤賢一、芳根京子も出席した。古舘が「滝藤との作品を作りたい」と脚本の野木亜紀子さんにメールを送り、3年がかりで完成した作品。古舘は「ピンポイント俳優の私が、何か爪痕を残したいと思いました。面白いものを作りたいという、まっとうに作った作品が評価されてうれしい。もっと、まっとうが通用するように、まっとうを守るために頑張りたい」とあいさつした。

情報・バラエティ部門の最優秀賞にはAMEBA SPECIALの「オオカミちゃんには騙されない」が選ばれた。