NHK大河ドラマ「麒麟がくる」最終回「本能寺の変」が7日夜、放送された。光秀(長谷川博己)と信長(染谷将太)の友情の最終形に、SNS上は「こんな切ない本能寺があるとは」「もはや悲しいラブストーリー」と大いに沸き、約10分間にわたり信長の激闘を演じた染谷に激賞の声が寄せられた(以下、ネタバレあり)。

 

襲撃の一報に「十兵衛か」と外の様子を見たとたん、飛んできた矢が左肩に。「十兵衛…。そなたが…。そうか…。十兵衛か! わはははは」。涙をため、悲しいのか笑っているのか分からない激情の様子に、ネット上も「光秀が来たことのうれしさと悲しさ」「心のどこかで待ってた感がすごい」と盛り上がり、一変して「であれば、是非もなし」の迫力に「是非もなしキターー」のツイートが相次いだ。

やり、弓、刀などで次々と応戦し、その強さに「信長無双」と続々反応。「最後を楽しんでいる感じがいい」「信長楽しそうだな」との声も多数寄せられた。

万策尽き、奥の間へ向かうと「わしの首は誰にも渡さぬ。わしを焼き尽くせ」と1人に。「敦盛」を舞う定番シーンはなく、自刃の描写もなかった。門の外で涙する光秀の様子が描かれ、信長のシーンに戻るとすでに絶命した姿。「最後まで孤独で泣ける」など、染谷信長のカリスマ性に多くの人が魅了された。