韓国の男性7人組ヒップホップグループ、BTSの新曲「Film out」(発売日未定)が、坂口健太郎(29)主演の映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」(橋本一監督、4月2日公開)の主題歌に決定したことが15日、分かった。

back number清水依与吏(36)と、BTSのJUNG KOOK(23)の共同制作楽曲。back numberの楽曲提供は初となった。

同映画は、18年に放送されたドラマの映画版。ドラマの主題歌「Don’t Leave Me」も歌ったBTSに、今回もオファーが舞い込んだ。「Dynamite」の大ヒットなど、世界的人気を誇るが「さらにスケールアップした映画でも主題歌を担当することになり、とてもうれしいですし、作品もとても楽しみです」と喜んだ。

「Film-」は、今でも目に浮かぶあの人、心の中から消えないあの人を思う情緒深いバラード。制作過程では、清水の作ったメロディーに、感化されたJUNGKOOKが新しいメロディーを提案するなど、互いの思いが集約された。

リーダーRM(26)は「僕たちの新曲『Film out』が坂口健太郎さん主演の映画『劇場版シグナル』の主題歌に決定しました!」と報告。

JIN(27)は「かっこいい映画に僕たちが参加できることになって、とてもうれしいです」と喜んだ。

J-HOPE(26)は「しかも!なんと今回は、back numberさんと、うちのJUNG KOOKが一緒につくった曲です」。

JUNG KOOKは「はい、僕が参加しました!早く皆さんにお聞かせしたいです!」と呼び掛けた。

JIMIN(25)は「メロディーが美しくて、皆さんにもきっと気にいっていただけると思います」と自信満々。

V(24)は「ぜひ、楽しみにしていてくださいね!」。

初の楽曲提供となった、back number清水は「お話を頂いた時はとても驚きましたが、少し想像しただけですぐに魅力的なメロディーが頭の中で鳴ってくれていたので、これはすでに化学反応が始まっているのだと気付き、やらせて頂こうと決意しました」と、振り返った。

そして「自分以外の人が歌う事を想定しての楽曲制作が初めてだったので不安はありましたが、経験豊富なスタッフや共同編曲者であるUTAさんの尽力、JUNG KOOKさんとの刺激的なやりとり、そしてBTSメンバーそれぞれの持つ個性や表現力のおかげでとても叙情的でいてパワフルな楽曲が完成した事をうれしく思います」。

主演の坂口は「初めて聞いた時、ドラマの時から成長した三枝健人の心情や、クライマックスシーンの心の揺れ動きをそのまま一つの曲にしてくれたような印象でした」。「今回も力を貸してくれたBTS、そしてback numberさんが作ってくれた音楽と合わさって、この作品をより一層深めてくれるような曲だと思います」とコメントしている。

同シリーズは、現在を生きる刑事(坂口)が、過去を生きる熱血刑事(北村一輝)とつながるはずのない無線機を通じて協力し、新たな未解決事件を解き明かす物語。