TOKYO MXの4月改編記者発表会が23日、東京・千代田区の同局で行われ、同局の帯番組MCを務めるふかわりょう(47)フリーアナウンサー垣花正(49)、平井理央(38)堀潤(43)が出席した。

会見では、独特の“ゆるさ”が知られる同局への思いが出演者から噴出。「MXに直して欲しいところ」について話す場面では『バラいろダンディ』レギュラーの梅沢富美男が、同時間帯に他局へ出演する「裏被り」となる事態があったといい、ふかわは「だれもチェックしてないの!?」とクレームを入れて笑わせた。

平井は日々の生放送で「焦らないこと」を心掛けているといい、「違う局で生放送の番組をやっていた時は、15秒押すと『番組が崩壊する』みたいな雰囲気。MXさんは押すことにも寛容で、1時間の生放送で4分押しても気にならなくなった。だいぶ私もMXらしさが身に付いたなと」話した。続けて「MXでないと、やっていけない体にさせられつつあります」と照れ笑いした。

ふかわは、放送中スタッフが出すカンペにも注意を払っており「普通に出してるけど、いやいやそれ違うやつだよって。カンペを信じちゃダメ、自分がケガするから」。垣花も「こないだはフリップを出すと言ってフリップ自体がなかったので、手元にある資料をそのまま出しました」と同様の経験を明かして苦笑した。

この後もMXこぼれ話は尽きず、堀は「あとはセットが倒れてきそうになって、出演者が抑えたこともありました」としみじみ。平井も、本来なら映さないタイミングでカメラに映された経験があるといい「いつ何時でも大丈夫なように意識しています」と鍛えられたようすで語った。

何が起こるか分からない同局の生放送について、ふかわは「映画の『カメラを止めるな!』みたいなノリですよね」とオチをつけていた。

4月から、ふかわは「バラいろダンディ」(月~金曜午後9時)、垣花は「5時に夢中!」(月~金曜午後5時)、平井は「news TOKYO FLAG」(月~金曜午後8時)、堀は「堀潤モーニングFLAG」(4月1日スタート、月~金曜午前7時)をそれぞれ担当する。