タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校109期生の合格者40人が30日午前、発表され、競争倍率は17・4倍となり、今世紀に入って最少となった。20倍を切ったのは、07年95期以来、14年ぶり。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響は受験志望者にも及んだとみられ、受験準備が整わなかった者もいるとみられる。

また、過去最高の競争倍率は、94年(82期)の48・2倍。当時の首席が元花組トップ蘭寿とむだった。

2000年代以降の倍率などは以下の通り。

▼20年(108期) 21・3倍、852人

▼19年(107期) 22・9倍、915人

▼18年(106期) 24・1倍、965人

▼17年(105期)26・1倍、1042人

▼16年(104期) 26・9倍、1079人

▼15年(103期) 26・6倍、1063人

▼14年(102期) 26・7倍、1065人

▼13年(101期) 22・0倍、881人

▼12年(100期) 23・1倍、924人

▼11年(99期) 23・5倍、940人

▼10年(98期) 25・7倍、1028人

▼09年(97期) 27・75倍、1106人

▼08年(96期) 21・38倍、854人

▼07年(95期) 19・18倍、863人

▼06年(94期) 20・48倍、963人

▼05年(93期) 19・68倍、984人

▼04年(92期) 21・32倍、1066人

▼03年(91期) 20・4倍、1020人

▼02年(90期) 19・76倍、988人

▼01年(89期) 19・5倍、973人

▼00年(88期) 20・1倍、1066人

※左から 年度、競争倍率、受験者数。合格者数は00~05年は50人、06年が47人、07年は45人、08年以降は40人