成田凌(27)が15日、都内のテアトル新宿で行われた主演映画「くれなずめ」(松居大悟監督、29日公開)完成披露舞台あいさつで、前田敦子(29)のビンタを浴びるシーンで「怖すぎて、よけちゃった」と苦笑交じりで謝った。

成田は劇中で、アラサーを迎えて友人の結婚式で久しぶりに高校の同級生と再会した吉尾を、前田は吉尾の同級生で高校時代、清掃委員だったミキエを演じた。映画の最後にはビンタをし合う決闘シーンがあるが、成田は「すみません、僕が怖すぎて、よけちゃって。(前田が)大振りかぶりで、めちゃくちゃ、にらんで歩いてくるんで…よけちゃって」と明かした。その上で「(松居)監督が、ちょっと怒って…20回くらい撮って結果、使われているのが1番引いたカット」と苦笑い。そして前田に「申し訳なかったです。ごめんなさい」と謝った。

前田は、自身の役どころを「真面目でした」と評した。成田からのビンタも浴びたといい「お互い、痛い」と苦笑い。そのシーンは20回撮ったため、成田を20回ビンタしており「(成田をビンタするまでに)2、3歩、歩いて。(20回ビンタして)申し訳なかったです。ごめんなさい」と謝った。その上で松居監督から「最後の決闘シーンは男と6対1になった時に、勝てる女でいて欲しい」と言われたと明かした。

この日は高良健吾(33)若葉竜也(31)浜野謙太(39)目次立樹(35)と、舞台の稽古を終えて急きょ、駆けつけた藤原季節(28)が登壇した。