鈴木亮平(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」(木曜午後10時)の29日放送の第4話の視聴率が5・7%(関東地区、速報値)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。

前回の4・8%から0・9ポイント、アップした。

初回から6・5%、5・1%、4・8%だった。

主人公・刈部清一郎(鈴木)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。刈部まりあという女性名のペンネームで正体を隠し、そのプライベートは謎に包まれている。夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と出会う。弟の息子のレン(岩田琉聖)を引き取った清一郎は「俺のために恋愛しろ」と、あいこに仕事を依頼する。漫画のネタのために疑似恋愛するというミッションだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。2人の姿を描くラブコメディー。

第4話で、あいこを居候させることを決めてしまった清一郎だが、編集者の向後達也(片岡愛之助)の忠告に、不安を募らせる。数々のルールは決めたもののすでにレンも同居しているため、人付き合いの苦手な清一郎が耐えられるかと向後は心配していた。案の定、生活リズムが乱され、狼狽(ろうばい)する清一郎。

一方、あいこは刈部邸での生活費を一部分担するにあたり、どれも高級品ばかりだと気づいて戸惑っていた。このままでは支払えない。背に腹はかえられぬ。清一郎に課せられたミッション“友情から恋愛に変わる過程”を実行するしかないのか…。

行きつけのカフェの店長代理で、相談相手でもある二階堂藤悟(眞栄田郷敦)に恋愛ミッションを出来レースのバイトで受けてくれないかと頼むあいこ。だが、前に話したときは乗り気だったのに、なぜか断られてしまう。

刈部邸に戻ったあいこは正直に事情を話し、ミッションの変更を頼む。すると、清一郎は“格差レンアイ”を思いついた。社会的地位のある男前の独身貴族とレンアイしろと言うのだ。

カフェで新たなミッションについて向後と話し合った帰り道、何者かにつけられている気配を感じるあいこ。刈部邸に着くと刈部まりあのライバルの少女漫画家金條可憐(木南晴夏)が、レンの同級生でめいの金條麻央(星乃あんな)と訪ねて来ていた。刈部にあいさつしたいという可憐。漫画家の刈部まりあの邸宅だろうとしつこく疑う可憐を、あいこは何とかかわそうとした。