俳優松坂桃李(32)が、23日、テレビ朝日系主演ドラマ「あのときキスしておけば」(金曜午後11時15分、30日スタート)のトークイベントに登壇し、共演する井浦新(46)麻生久美子(42)の印象を語った。

今回初共演となる井浦の印象について、共演前は「スマートでお芝居に対して真摯(しんし)に向き合っているクールな方という印象」だったというが「最初にお会いした時の第一声が『全然抱きしめてくれてかまわないからね』だった。ここまでチャーミングだとは思わなかった」と話した。

麻生とは共演したことがあるというが「その時はそんなにおしゃべりする機会がなかった。今回ガッツリご一緒させていただくことになって、現場の空気を一瞬で読める方だなと思いました。察知能力がすごいんです! 言葉で説明するのは難しいんですけど、ずばぬけて空気を読む力にたけている方だなと思いました。現場での在り方をご自分で微妙に調節される感じがすごいと思います。なかなかマネできることではないので、勉強になります」。

同作で、松坂演じるポンコツで不運続き、夢も覇気もないスーパーの従業員・桃地のぞむは、ある日人気漫画家・唯月巴(麻生)と運命的に出会う。2人は次第に距離を縮めるが、唯月が不慮の事故で帰らぬ人になってしまう。涙に暮れる中、突然見知らぬ男・田中マサオ(井浦)が現れ「モモチ、私が巴なの」と名乗る。恋するヒロインの魂が中年おじさんの中に入ってしまう、衝撃的展開をみせる。