TBSは28日、4月の定例社長会見が、コロナ禍のため中止になったことを受けて、ラジオ・テレビ記者会が提出した質問に社長室広報部が回答した。

同局は、4月改編の手応えについて「より家族で楽しんでいただける番組を増やす方針を掲げたうえで、重点ターゲットを約10歳若返らせ、男女4歳から49歳の『新ファミリーコア』としました。GP(ゴールデンプライム)帯では、火曜日の『バナナサンド』、金曜日の『オオカミ少年』などが若年層を中心にまずまずの出足となっています。特に火曜日は『マツコの知らない世界』、火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』と合わせてGP帯の新ファミリーコアがトップになる日も出てきています」と手応えを示した。

そして「日曜劇場『ドラゴン桜』は、初回は新ファミリーコア6・2%、ALL(個人全体)8・8%と、好スタートを切りました。金曜ドラマ『リコカツ』は、無料見逃し配信が好調で、初回の再生数としては、TBSドラマの歴代1位となりました。3ドラマとも今後に期待したいと考えています。まだ思うような結果が出ていない番組もありますが、若いファミリー層を中心に多くの人に楽しんでいただけるよう、さらに研究を重ねていきたいと考えています」とつづけた。