NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の29日に放送された第104話の平均視聴率が17・8%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は65話の18・9%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、栗子(宮澤エマ)の家で花車当郎(塚地武雅)と千代のやりとりを聞いていた脚本家の長澤(生瀬勝久)。ラジオドラマ「お父さんはお人好し」のお母さん役に手応えと期待を感じつつも、千代のやる気がないことに戸惑っていた。しかし千代を配役したい長澤は直談判しに千代に会いにやって来た。そしてお母さん役を確信したことや思いの丈を千代にぶつけ、「力を貸してください」とお願いした。しかし千代は「申し訳あれしまへん。怖いんだす。つらいこと思い出してしまいそうで」と断った。