ジャニーズJr..内ユニット「美 少年」の浮所飛貴(19)が29日、都内で初主演映画「胸が鳴るのは君のせい」(6月4日公開、高橋洋人監督)完成報告イベントに、ヒロイン役の白石聖(22)らと登壇した。

浮所は「ついに初主演映画が完成したということで、早くみなさんに見ていただきたいと、僕自身も胸が鳴っています!」とあいさつした。

映画には、同世代が多く出演しており「現場は、本当に学校生活みたいに、仲良く和気あいあいとしていて、シンプルに学校生活を楽しんでいるみたいだった。今日も同窓会みたいで」と話した。

板垣瑞生(20)からは、「うっきー」と呼ばれ、自身は板垣を「みっきー」と呼んでいるという。初主演を務め「緊張しています」と明かしたが「学園モノなので、やりやすい雰囲気なら良いなと思っていた。スタッフさんふくめて、結構話しかけに行きました。1つのチームになればいいなと思って」と座長を務めた。

完成した作品を見た感想を問われ「キュンキュンさせられる自信があります!」と宣言した。「片思いしている子とか、そんな方の応援じゃないですけど、後押しできるような作品になっていればいいなと思います」と語った。

映画名にちなみ、自身の胸が鳴る瞬間を問われ「僕自身犬を2匹飼っていて、家に帰って玄関あけた瞬間に、迎えに来てくれて。かわいさに圧倒されています。毎日胸が鳴っていて、胸が何個あってもたりないです」と笑顔で明かした。

イベントの終盤では、浮所が「全国の皆さんの胸が鳴りますように!」と“胸キュン宣言”をし、鐘を鳴らした。鳴らすと「キュンキュン」声が鳴った。これが実は、白石の声というサプライズだった。浮所は「えっ、すごい!うれしいです。結構、誰の声か分からないくらいかわいい声でした」と喜んだ。

最後に「本当にキュンキュンする映画になっていると思います。どの年代の方でも楽しめて、片思いの方がいたら、背中を押してくれると思います。僕たちの主題歌もありますし、ぜひ、劇場でごらんください」と呼び掛けた。

同作は、12年から14年まで漫画誌「ベツコミ」で連載され、累計発行部数250万部突破の大ヒット少女コミックが原作。浮所は、高校に転校してきた主人公、有馬隼人を演じる。普段はクールでひょうひょうとしているが、白石演じる篠原つかさから思いを寄せられ、1度は告白を断りながらも友達として優しく接していく。