腎臓機能障害により佐野史郎(66)が降板したため、急きょ平田満(67)が代役を務めることとなったTBS系連続ドラマ「リコカツ」(金曜午後10時)第4話が7日、放送された。

放送開始約10分で、平田が登場すると、娘役の平岩紙(41)が「あれパパ眼鏡変えた?」と問いかけた。平田が「イメチェン」と返すと、孫役の夏野琴子(10)が「ママ、そこ触れちゃダメ」とツッコむような形で、配役交代ネタを回収。同時に平田に向けて「水口武史」とはんこを押すようにテロップが表示された。

佐野は4日、自身の公式サイトで「この度、腎臓機能障害にるよる体調不良により、約一ヶ月、入院治療せざるを得なくなり、放送中のTBS金曜ドラマ『リコカツ』第3話を最後に降板させていただくこととなりました」と報告。「プロの俳優として、恥ずかしく、健康管理をできていなかったこと、心底、反省いたしております」などとつづっていた。

連ドラ放送中としては異例の配役交代。平田に対して「さぞ、戸惑われていらっしゃることと思いますが、平田満さんに宿る武史像は、愚直で嘘がつけず、自分に正直なゆえに、結果、家族を傷つけてしまう…という、切ないお姿が目に浮かびます」と期待。「深く深く、心より感謝申し上げるばかりです。最後まで、何卒、よろしくお願いいたします」と記していた。

同作は北川景子が主演で、永山瑛太と夫婦を演じている。“交際ゼロ日婚”をした夫婦の関係がすぐに破綻し、離婚活動(リコカツ)をする物語。佐野は主人公・咲(北川)の父親を演じていた。