16日に放送された、阿部寛主演のTBS系日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜午後9時)第4話の世帯平均視聴率が14・3%(関東地区、速報値)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均視聴率は9・0%。

第1話は14・8%、第2話は13・9%、第3話は12・6%(いずれも世帯平均視聴率)だった。

週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて連載中の三田紀房氏の「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された大ヒットドラマの15年後を描いた続編で、経営破綻寸前の龍海学園を再建するべく、阿部や長澤まさみ演じる弁護士が、個性的な生徒たちを東大現役合格へ導こうと奮闘する姿が描かれる。

第4話で、瀬戸(高橋海人)が学校を休んで3日目となった。水野(長澤まさみ)や東大専科の仲間は心配するが、桜木(阿部寛)は勉強に集中するように告げ、ITを活用した勉強法を伝授した。

一方、専科に負けて難関大コースを廃止した理事長の久美子(江口のりこ)は、新たに一流大コースを設立。理系トップの藤井(鈴鹿央士)を再び取り込んで専科に対抗心を燃やしていた。

瀬戸のことが気になる菜緒(南沙良)と楓(平手友梨奈)と天野(加藤清史郎)が学校帰りに「ラーメン瀬戸屋」に立ち寄るも、瀬戸に冷たくあしらわれた。闇金から店への嫌がらせを隠そうとする瀬戸だが、そんな窮状を桜木と水野に知られてしまった。

そんな中、菜緒と天野は東大を目指して勉強していることが母親にバレた。抗議にやって来た2人の母親に、桜木は「受験生の家庭の10箇条」を打ち出し、さらにある伝説の特別講師・柳鉄之介(品川徹)を呼んでいた。