広瀬すずと嵐櫻井翔がダブル主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「ネメシス」(日曜午後10時30分)第7話が23日、放送され、平均視聴率が7・4%(関東地区、速報値)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は、11・4%、第2話は9・5%、第3話は8・9%、第4話は8・3%、第5話は7・8%、第6話は7・9%だった。

同作は、櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希と広瀬演じる天才すぎる助手・美神アンナの凸凹バディが、超難解な事件を次々と解決していくミステリー。

広瀬は19年NHK連続テレビ小説「なつぞら」以来、櫻井は嵐活動休止後初となる連続ドラマ出演で、注目が集まっている。2人は、18年の映画「ラプラスの魔女」、同年「第69回NHK紅白歌合戦」司会に続き3度目のタッグだ。

第7話で、ジャーナリストの神田凪沙(真木よう子)がタジミン逮捕へ向け「ネメシス」に依頼した。凪沙はアンナの失踪中の父=始(仲村トオル)が起こした19年前の事故で、美馬芽衣子(山崎紘菜)と共に亡くなっていた風真の元同僚=神田水帆(真木よう子/2役)の妹だった。

凪沙の依頼は、タジミンに多額の金を払い、凪沙が追っていた“臨床試験の不審死”報道をもみ消させたコンサル会社社長=烏丸(宇野祥平)の正体を一緒に突き止めてほしいというものだった。

烏丸と菅研究所=通称・カンケンがつながっていることを確信した栗田弌秋(江口洋介)は、「アンナに20年前の事件については一切口外しないこと」を条件にこの依頼を引き受け、凪沙と共に捜査に乗り出した。

早速烏丸の素行を洗う風真だったが、烏丸はいつもどこかに携帯で連絡を取っているだけだった。しかも屈強なボディーガード・志葉(板橋駿谷)が四六時中張り付いており、全く近づけなかった。だが烏丸が毎週違法な賭場に通っていることを突き止めた風真に、栗田は烏丸のスマートフォンのデータを奪うことを命じた。そこで風真は、かつて弟子入りしていた元すご腕詐欺師のマジシャン・緋邑晶(南野陽子)に協力を求めた。