英歌手エルトン・ジョン(74)が、英政府が欧州連合(EU)から離脱する際にミュージシャンのツアーのためのビザ免除協定に合意しなかったことを批判している。

ビザなど許可書を取得するための費用がかさむことで新進のアーティストが欧州ツアーを簡単に行えなくなり、若手が鍛えられる機会を逸してしまうとインスタグラムに投稿し、大惨事となる事態が迫っているにもかかわらず解決策を出さない政府を非難した。

「自身が駆け出しの頃に若いミュージシャンが現在直面しているような経済的並びに地理的な壁があったら、今のキャリアを築くことはできなかっただろう」と述べている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)