23日に放送された、V6井ノ原快彦(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season4」(水曜午後9時)第12話の世帯平均視聴率が12・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが24日、分かった。個人平均視聴率は6・9%だった。

初回から13・2%、第2話は13・7%、第3話は11・9%、第4話は14・2%、第5話は12・9%、第6話は13・2%、第7話は13・9%、第8話は13・0、第9話は13・2%、第10話は12・4%、第11話は12・5%と推移している(いずれも世帯平均視聴率)。

妻・倫子(中越典子)の誕生日に休みを取り、夫婦で港の見える公園に出かけた直樹は、1日、倫子と過ごすつもりだったが、到着した直後で海面に浮かぶ男性の遺体を発見してしまう。

遺体の身元は、投資会社の役員・古賀武久(木下政治)と判明。死後数日が経過しており、ひとりで釣りをしている最中に誤って転落死したというのが所轄署の見解だった。しかし所持品の財布に現金がなかったことから、直樹は事件の可能性もあると見て、早瀬川真澄(原沙知絵)に遺体の解剖を依頼する。

その後、直樹は古賀の妻・優子(三津谷葉子)に会うため、高級住宅街にある邸宅へ。優子は1週間ほど友人と北海道旅行に出かけていたため夫の行方不明に気づかなかったと話すが、同行した小宮山志保(羽田美智子)は夫の死を知った直後とは思えない彼女の冷静さに違和感を覚える。そして、直樹は優子が出したコーヒーの味に引っ掛かる。直樹はあえてコーヒーをほめ、優子から豆をわけてもらうことに成功する。

解剖の結果、古賀の死因は溺死とわかる。後頭部に外傷があり、しかも足には縛られたような跡が残っていたことから、真澄によると、足に重りをつけて海に沈められた可能性もあると分析した。

そんな中、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)が、古賀が生前、顧客とトラブルを起こしていた事実を突き止める。

一方、直樹は新藤亮(山田裕貴)とともに優子のアリバイを確認するため、一緒に旅行に出かけた友人・遠山美里(太宰美緒)に会いに行く。