警視庁組織犯罪対策5課は9日、KENNY-Gの名でラッパーとしても活動していた、東京都福生市の指定暴力団住吉会系組員・古関健容疑者(31)と住所・職業不詳の手塚俊明容疑者(31)を、覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(同)の疑いで7日、現行犯逮捕したと発表した。容疑は7日午前1時11分頃、古関容疑者の自宅で覚醒剤の袋(約0・9グラム)と大麻の葉が入った袋(約1・6グラム)を所持した疑い。

古関容疑者は、自身のYouTubeチャンネルで歌を配信しており、中には

「大麻みたく吸う 吸う 吸う」

という歌詞もあった。

古関容疑者は現行犯逮捕された件以外にも、20年10月に西多摩郡の元の自宅で、覚醒剤の結晶0・026グラムとコカインの粉末0・02グラムと乾燥大麻0・065グラム、同11月に自宅で大麻の成分を含んだ褐色の液体0・127グラム、今年5月に自宅で乾燥大麻0・016グラムを、それぞれ所持した容疑で、覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(同)、麻薬及び向精神薬取締法(同)の疑いでも逮捕されている。