俳優林翔太(31)が4日、都内で、主演ミュージカル「海の音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド』~海からの2000年後のおくりもの~」(5~8日、こくみん共催coopホール)の取材会を行った。

2000年の時を超えた人魚の王子と、伝説の国の王女による愛と冒険の物語。

初日を翌日に控えてほっとした表情を浮かべつつ「王子役をいつかやってみたいと思っていた。まさか人間の王子じゃなくて人魚の王子を先にやるとは。せっかくなので人魚の王子らしく頑張ります」と笑った。

劇中で、林はジャニーズ恒例の演出ともいえるフライングに挑戦。「(フライングの演出がある)『滝沢歌舞伎』にずっと出させていただいた。滝沢(秀明)くんのすごさを改めて実感しました。歌って踊ってお芝居してフライングもして、立ち回りもすごい数こなして。近くで見ていたので分かっていたつもりではあったんですけど、実際にやってみると、こんなすごいことやっていたんだ、と。それをポーカーフェースでやっていたので、やっぱりすごい方なんだなって感動しました」と先輩の偉大さを実感した様子。一方で、人魚としてのフライングについて「こんなひれをつけてフライングは(ジャニーズでも)初めて」と胸を張った。

最後に「明日から始まる公演を見に来てくださった皆さんが、この作品に対して金メダルをあげたいって思ってもらえるような作品にしたいと思います」と熱戦が続く東京五輪にかけて意気込みを語った。七木奏音、彩吹真央、津田英佑、植本純米も出席した。