上方落語の重鎮で、吉本興業特別顧問の笑福亭仁鶴(しょうふくてい・にかく、本名・岡本武士=おかもと・たけし)さんが17日、骨髄異形成症候群のため、大阪府内の自宅で亡くなった。20日、所属の吉本興業が発表した。84歳だった。

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NHK大阪放送局は20日、仁鶴さんが30年以上にわたって司会を務めたNHK「バラエティー生活笑百科」(土曜午後0時15分)の制作スタッフ一同のコメントを発表した。

 

笑福亭仁鶴さんのご逝去にあたり、心より哀悼の意を表します。

仁鶴さんには1986年から長きにわたり、NHK大阪拠点放送局制作の「バラエティー生活笑百科」の「相談室長」として司会を務めていただきました。

「四角い仁鶴がまぁ~るくおさめまっせー」のフレーズとともに、難しい法律の問題を笑いとともにやさしく解決するというコンセプトのもと、スタジオでは幅広いジャンルの出演者をとりまとめ、常に温かい雰囲気で進行していただきました。視聴者の皆さまに広く長く愛される番組を支えていただいた多大なる功績に感謝するとともに敬意を表します。

 

また21日の同番組冒頭にテロップを入れ、哀悼の意を表する。