お笑いコンビ、ロッチとシンガー・ソングライター森高千里(52)が28日、フジテレビ系大型特番「FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~」(午後6時半)で初共演した。

ロッチ中岡創一(43)は、30年来の森高の熱烈なファンといい、コカドケンタロウ(43)とのコンビ結成前のトリオ時代には、出ばやしの曲に森高の歌を使用していたほどという。

この日、ネタ中に森高がサプライズ登場する形で初対面を果たした。ロッチが披露したのは、中岡が試着室でズボンをなかなかはけないという設定のコント。中岡がパンツ姿で、後ろ向きでズボンをはいているところに、森高が登場。振り返って森高に気付いた中岡は「うわびっくりした!」と驚いた表情で膝をついた。すぐにズボンを上まであげ、信じられないような表情で、一度カーテンを閉めた。

おそるおそるカーテンを開けた中岡に、森高が「じゃあこれよんでください」とフリップを向けると、「このあと、憧れの森高千里さんと僕がトークします」と読み上げ「ホンマに?」と笑みを浮かべた。

トークセッションで、中岡は、森高に、10月後半に開催予定のロッチ単独ライブに来てほしいと嘆願。森高も「スケジュールが合えば」と笑顔で応じた。

同番組は、“歌と笑いの融合”がテーマ。森高は同局系「Love music」(月曜深夜0時30分)で司会を務めており、「ラフ&-」でもヒット曲「気分爽快」を披露した。ステージ横に中岡を連れて行き「今日はどうもありがとうございます。一緒にぜひ振りをやってください」と語りかけた。中岡は「何かしらをやり遂げた気がします。1つのゴールですね。人生の何かのゴールを迎えました」と大喜びだった。

番組テーマ通りのコラボとなり、番組の“キャプテン”を務めるダウンタウン松本人志(57)も「こういうコラボはおもしろかった」と話すなど大きな盛り上がりを見せた。同番組は、2夜連続で合計9時間生放送される。