女優佐久間由衣(26)奈緒(26)小日向星一(26)が30日、都内で、映画「君は永遠にそいつらより若い」(吉野竜平監督、9月17日公開)の特別先行上映会舞台あいさつに出席した。

芥川賞作家・津村記久子のデビュー作で、第21回太宰治賞を受賞した人気小説の実写化。卒業間近の大学生である主人公・ホリガイが、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない「哀しみ」に直面する物語。

劇中で、佐久間と小日向は文学部社会学科、奈緒は文学部哲学科にそれぞれ在籍している学生役を演じた。

実際に大学で入ってみたい学科を問われると、奈緒は、「文学部哲学科に行きたいですね」と役柄と同じ学科を選んだ。「哲学にすごく興味がある。高校の時は、哲学という言葉すらあまり自分の中になくて、卒業してみて、大学には通っていないんですけど、哲学っていうものがあるんだって知って、もし勉強するなら知りたいなって思うのは哲学科です」と説明した。

佐久間は「語学を学びたいです。外国語学部に入りたいです」。何語かを問われ「英語!」とした。

小日向は、大学時代に政治経済学部に通っていたといい「文学部に演劇学科専攻っていうのがあって、そこに入っている友達話を聞くのが楽しかったので、そっち入れば良かったな」と振り返った。続けて「演劇ばっかりやっていて全然勉強していなかったので、演劇の勉強したかったな」と笑顔で懐かしがった。

吉野監督も出席した。