女芸人NO・1を決める「THE W」の決勝進出者10組が27日、発表された。

この日、都内で行われた会見では出場者による出番順の抽選も実施。全組のトップバッターとなるAブロックの1組目は決勝初進出となる吉本興業所属のお笑いコンビ、ヨネダ2000が引き当てた。

ヨネダ2000の清水亜真音(22)は「最初にネタをすることになったので、いい大会にできればなと思います。みなさんはほぼ(ネタを)見たことないと思うので、そこも含めて、ネタと大きなハートのイヤリングを見てほしい」と意気込んだ。

会見の一部は日本テレビ系「ゼロイチ」(土曜午前10時半)でも生放送された。番組MCの指原莉乃は「何かうわさによるとヨネダ2000さんがすごいとスタジオでも話題になっていて、すごく楽しみです」とコメント。会見に出席した大会サポーターのさらば青春の光、森田哲矢も「波乱の感じがしますね。ヨネダ2000がどこまで絡んでくるのか。度肝を抜かれるネタやないかと思います」と期待を込めた。

決勝進出者には多彩な顔ぶれが並んだ。女ガールズは19年7月結成ながら、ここまで目立った活動はしておらず事実上“芸歴0年”で初進出。普段は舞台役者としても活動するあいかガールズ(23)、吉本興業俳優部所属のなつきガールズ(32)、京都・宇治市役所に勤務するまちこガールズ(32)の3人で組む異色のトリオだ。

なつきガールズ以外はアマチュアながら、トリオ結成を誘ったのは現役公務員でもある、まちこガールズだったという。会見ではその理由について「漫才がやってみたくなって、2人と一緒にやってにたいなと思った」と明かした。宇治市役所では「看板の許可を出すところ」で働いているといい、会見では決勝進出を祝う自身の看板や垂れ幕の掲出を提案されたが「いやー、ちょっと恥ずかしいです」と話し、笑いを誘った。

決勝にはヨネダ2000、女ガールズのほか、Aマッソ、オダウエダ、スパイク、TEAM BANANA、茶々、天才ピアニスト、ヒコロヒー、紅しょうがの10組が進出。5組ずつに分けた各ブロックの暫定1位2組と、今回から新設された国民投票枠で選ばれた1組を加えた計3組で最終決戦を行い、優勝者を決定する。今回で5度目の開催で、過去最多の700組がエントリー。決勝の模様は12月13日20時から日本テレビ系で生放送される。

「THE W」は17年に第1回が行われ、初代王者にはゆりやんレトリィバァが輝いた。その後、第2回で阿佐ケ谷姉妹、第3回で3時のヒロイン、第4回で吉住が優勝している。