神木隆之介(28)が、山崎貴監督(57)の新作映画「GHOSTBOOK おばけずかん」(22年7月22日公開)で、同監督の作品に初出演することが28日、分かった。

神木は劇中で、主演の城桧吏(15)が演じる少年・坂本一樹が、どんな願い事もかなえてくれる一冊の本「おばけずかん」を手に入れるために訪れた古本屋で出会う謎の店主を演じた。願い事と引き換えに、子供たちに、おばけずかんの試練を与える謎の人物だ。

神木は「初めて山崎組に参加させていただいたのですが、『子供たちに試練を与える存在』という謎が多い役柄で、演じていて楽しかったです。次世代を担っていく子供たちと共演して、彼らが映画を通して何かに向かって挑戦していくパワーをすごく感じることができましたし、僕もたくさん刺激を受けました」と撮影を振り返った。その上で「子供たちが成長するスピードは早いので、映画の中でも彼らが成長していく姿をみるのが今から楽しみです。そして、お客さんにも映画館で彼らの成長を一緒に見守ってもらうことで、『いつでもあの頃に戻れる!』『今からでも挑戦できる!』という気持ちになってもらえるとうれしいです」と語った。

このほど解禁されたティザー映像には、「ずかんの試練、自力で乗り越えないとな」という意味深な言葉をつぶやく、グレーの髪色をした店主も登場する。また「千と千尋の神隠し」「君の名は。」など、アニメーション作品で声優も務める神木が、ナレーションも担当する。神木は「『ゴーストブックの世界』を巡る冒険に一緒に繰り出しましょう!」とメッセージを送った。