12月に35歳で急死した神田沙也加さんとの交際を公表した俳優前山剛久(30)が活動休止を発表したことを受け、前山が声優を務めたゲームなどのメディアミックス作品「千銃士:Rhodoknight」は11日、公式サイトで、前山が演じた邑田役の声優を降板することを発表した。

公式サイトでは「先般、所属事務所より邑田役の前山剛久さんが体調不良で活動休止されることが発表されました。つきましては、弊社および所属事務所と双方協議の上、邑田役を担当する声優を変更させていただく運びになりました。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます」と報告。「なお、現在のボイスは1月中にはお聞きいただけなくなる予定です」と、現在公開中の前山の声も公開終了となることが記された。

後任の声優については「現在選定を進めており、決まり次第ご案内させていただきます」としている。

「千銃士」シリーズは銃の化身である「貴銃士」たちが活躍する。「-Rhodoknight」は世界を舞台に暗躍する謎の組織を探るストーリーで、前山演じる邑田は国産軍用銃の化身。活動範囲も、もともとのスマホゲームから、音楽やラジオ出演などに幅を広げている。

前山は昨年、沙也加さんが亡くなった直後に、共演していた舞台「マイ・フェア・レディ」を降板。今月5日には「昨年末より心身に不調をきたし現在も治療を続けておりますが、未だ仕事をすることが困難な状況にある」として、舞台「ピアフ」(2~3月、東京・シアタークリエ)も降板し、治療専念のため、当面の活動休止を発表した。