お笑いトリオ、ハナコの岡部大(32)に8日、第1子が誕生したことが9日、分かった。母子共に健康で、性別は非公表。このほど日刊スポーツの取材に応じた岡部は「感動ですね。2人にはありがとうっていいたいです」と妻子に感謝した。4月からテレビ東京系で初の主演ドラマ「しろめし修行僧」(金曜深夜0時12分)が始まるなど、公私ともに絶好調。コント、バラエティー、ドラマと存在感は増すばかりだ。

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待望の第1子誕生に思わず顔がほころんだ。「もっとソワソワというか、不安な気持ちの方が多いのかなと思ったんですけど、めちゃくちゃワクワクというか。一緒にしたいことたくさんですね」とすっかりパパの顔だ。

一緒にしたいことは「公園デビュー」だ。「良いカメラを買ったので、パシャパシャ撮りまくりたいですね。(ちびまる子ちゃんの)たまちゃんのお父さんみたいなカメラパパに」とイメージを膨らませた。

岡部の第1子誕生は、トリオにも好影響を与えそうだ。メンバーの秋山寛貴(30)は昨年10月、菊田竜大(34)は20年にそれぞれ第1子が生まれており、若きイクメントリオの誕生となった。「同じタイミングで相談もしやすいですし、同じペースで歩んでいる感といいますか。足並みもそろっている。みんな共感しやすい」。ベビーカーの紹介など「先輩パパ」のメンバーにアドバイスももらったという。

どんな子どもに育って欲しいか、との問いには「自分が『ああしなさい、こうしなさい』みたいな感じで育てられなかったので、自由にすくすく育ってもらえれば。人様に迷惑かけなければ」と明かした。ただし、お笑いを志した場合は例外。「いったん反対すると思います。運要素が比重多いよって(笑い)」。夢の「2世トリオ結成」への障壁は高そうだ。

自身の大好きなバスケットボールは大歓迎。「めちゃくちゃいい。一緒にやりたいですね。スラムダンクの沢北(栄治)のお父さんみたいに仕事前に一緒にちょこっとやっていく、みたいな憧れはあります」と目を輝かせた。

これから佳境を迎えるドラマの撮影も、子どもの存在が活力になる。「めちゃくちゃ今、ここが頑張りどころだなと思ってやりたいですね。なんでも一生懸命、全身全霊でやっていくので、取り組む姿は見てもらいたいなって思いますね」と力を込めた。

◆岡部大(おかべ・だい) 1989年(平元)5月30日、秋田県生まれ。高校時代の同級生とお笑いコンビを結成。早大のお笑いサークル「お笑い工房LUDO」、ワタナベコメディスクールでお笑いを続けるも解散。秋山と菊田のコンビに頼み込んでトリオに。18年キングオブコント優勝。昨年3月に10年以上交際したサークルの後輩である一般女性と結婚。173センチ。