女子ゴルフの原江里菜(34=NEC)が23日に放送された水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)の最終話に女医役でサプライズ出演し、水谷らを前に堂々の演技を披露してお茶の間を沸かせた。

ゴルフウエアならぬ白衣に身を包んだ原が、ゴールデン帯の人気ドラマで名演技をみせた。毒のようなものを盛られて眠る水谷演じる杉下右京を看病する女医役で出演し「目覚めました。大丈夫ですか?」とセリフもこなした。出演したのは水谷のほか、相棒役の反町隆史演じる冠城亘らもいたシーンだったが、堂々の演技をみせた。

原は放送前に自身のインスタグラムのストーリーズで出演を予告し「私の大好きな相棒。今日が最終回。私、出ます。夢かないました。右京さんと冠城さんの最後を見届けると共に、私の夢も見届けてください。笑」とつづっていた。SNSでは出演を知らなかった視聴者らの「相棒最終回見てたらゴルフの原江里菜さんっぽい人出てた。まさかの女医役…どういうこと」、「相棒にゴルフの原江里菜さん登場。びっくりしたけど自然な演技だった!」という驚きの声もみられた。

女子ゴルフは3月3日からシーズンが始まっており、関係者によると撮影はこれより前のオフに行われたという。原は初戦のダイキン・オーキッド・レディースのほか、今週開催のアクサ・レディース(25~27日、宮崎・UMK・CC)にもエントリー。この日も同じくインスタグラムのストーリーズに植竹希望(23=サーフビバレッジ)、阿部未悠(21=フリー)と練習ラウンドを行う映像を載せ「今週は仕上がっているでしょうか。がんばります!!」と投稿。本業に弾みのつきそうな仕上がった演技を一足先に披露する形となった。

「相棒」は水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、反町隆史演じる冠城亘が4代目の相棒として組んできた。反町はseason1~7の第9話まで演じた初代相棒の寺脇康文の出演回数124回を上回り、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長記録という置き土産を残し、「season20」の放送をもって卒業する。