NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第103話が28日に放送された。終盤、アニー・ヒラカワ(森山良子)が電話をした「彼」とは誰なのか。ミステリーのような展開に朝から視聴者がざわついた。

「カムカムエヴリバディ」ヒロイン3世代年表と当時の世相>>

※以下ネタバレを含みます。

ハリウッドの映画製作チームがオーディションのため2年ぶりに再来日。五十嵐(本郷奏多)がアクション監督のアシスタント「ブン・イガラシ」として登場。ひなた(川栄李奈)と再会を果たした。

再び来日したアニーは甥のジョージ(ハリー杉山)をアシスタントとして同行させていた。ジョージは時代劇好きで野球にも夢中の若者。

今回は2日間の滞在。初日を終え滞在先の部屋に戻ったアニーが誰かに電話をかけている。何度か発信音が聞こえたが相手は出ない。

アニー 出ない。相当な頑固者のようね。

ジョージ え? 彼に直接電話してるの?

アニー そうよ。彼に会わないまま日本を発ちたくないのよ。

ジョージ まあ、あと1日あるんだから。

アニー そうね。あきらめないわよ。

ジョージ 伯母さん。

アニー なに?

ジョージ 本当に岡山に行かずに帰っていいの? 前回も行かなかったんだろ。後悔しないと言える? アニー伯母さんてば。

アニー ジョージ。私の人生よ。そして、それが人生ってものなの。

2人のやりとりでこの日の放送は終わった。

終了直後から「カムカム」視聴者がざわついた。

「誰に会いたいのアニーさん!?」

「岡山、アニーあなたは誰?」

「岡山ってことはやっぱり安子ちゃん…でも電話しようとしてる彼って誰だろう?」

「岡山…やっぱりアニーさんは安子?」

放送終了後「アニーさん」がさっそくトレンド入り。ミステリーのような謎めいたエンディング。果たして真実は…。