嵐二宮和也主演のTBS系連続ドラマ、日曜劇場「マイファミリー」(日曜午後9時)の第1話が10日放送され、平均世帯視聴率(関東地区、速報値)が12・6%だったことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。個人視聴率は7・6%だった。

同作は、二宮演じる売れっ子ゲーム会社社長・鳴沢温人(なるさわ・はると)が、小学生の娘を誘拐され、多部未華子が演じる妻・鳴沢未知留(なるさわ・みちる)と力を合わせて誘拐犯と戦っていく”ノンストップファミリーエンターテインメント”。二宮と多部は07年の同局系「山田太郎ものがたり」以来15年ぶりの共演で夫婦を演じ、誘拐事件で試される”家族の絆”が描かれる。

第1話で、鳴沢温人は湘南・鎌倉に家を構え、妻の未知留(多部未華子)、娘の友果(大島美優)と3人で暮らしていた。ある日、都心での仕事を終えて帰宅した温人のもとに、日常を一変させる1本の電話がかかってきた。友果が誘拐された。身代金の要求額は5億円。温人の通報で、すぐに神奈川県警に誘拐事件の捜査本部が設置された。捜査一課長・吉乃栄太郎(富澤たけし)が指揮を執るなか、葛城圭史(玉木宏)ら警察が鳴沢家にやって来た。

そんな折、温人のビジネスパートナー・立脇香菜子(高橋メアリージュン)から会社の緊急事態を知らせる連絡が入った。5億円をすぐには用意できず、取引のタイムリミットが迫るなか、現金を調達するため、ある人物との交渉を試みた。

一方、未知留はわらをもつかむ思いで、大学時代の友人である三輪碧(賀来賢人)と東堂樹生(濱田岳)に連絡を取った。