ジャニーズWESTが1日、ぴあアリーナMMで、全国ツアーの横浜最終日公演を行い、初の3大ドームツアー開催を発表した。7月1日の京セラドーム大阪を皮切りに、バンテリンドームナゴヤ、東京ドームの全7公演で、計32・5万人を動員予定。2大ドーム公演中止から2年、さらにパワーアップしたステージを届ける。

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ライブ中盤のトークパートで「ついにドームツアー決定」とモニターに表示され、中間淳太(34)が「お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません。ついにジャニーズWEST初めてのドームツアーを開催します!」と伝えると、会場は歓喜に沸いた。客席を埋めた1万人の中には涙を流すファンもいた。神山智洋(28)は「みんな、泣かないの~!」とおどけてみせ、小瀧望(25)は「ちょっと目にゴミが入ったんよな」と笑った。

ファンもメンバーも待望のドームツアーだ。京セラドームでは5年7カ月ぶり、東京ドームとバンテリンドームナゴヤでは初ライブとなる。20年夏に京セラドームと東京ドームの2大ドーム公演を開催予定だったが、コロナ禍で中止に。桐山照史(32)は「2大ドームできへんかったら、次は3にして絶対みんなにお返ししたいってずっと話していたんです」と明かした。

ドームツアータイトル「TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から-」を考案した濱田崇裕(33)は「ドームは広いんで、みんな来てください!」とアピールした。関ジャニ∞やなにわ男子ら、関西の人気ジャニーズグループも増えてきている。25年には大阪万博もあり、桐山は「関西ってこんなパワーあんねんで! っていうのを、チーム関西全体で伝えたい」と意気込んだ。

重岡大毅(29)は「激烈アツいライブにしようぜ。跳んで、跳ねて、クラップして、踊って。ふくらはぎパンパンに鍛えとってください」と呼び掛けた。「前回中止になってからの2年間でさらに力を蓄えました。準備万全です。ジャストミートで合わせます」ときっぱり。ライブの演出を手掛ける藤井流星(28)は「見てくれた人たちが、『4大ドームも5大ドームもできる。あいつらまだまだ飛んでいきそうやな』って思ってもらえるようなライブにしたいです」と誓った。【横山慧】

 

○…ツアー初日の7月1日は神山智洋(28)の誕生日。桐山照史(32)はステージ上で「神ちゃんには秘密やけど、みんなで絶対サプライズしようぜ!」と大声で言い、神山から「そういうサプライズってね、大体(事前に)言わんのよ!」とツッコまれていた。さらにバンテリンドーム初日の7月30日は、小瀧望(25)の誕生日。桐山は「ここは絶対にサプライズしないです」ときっぱり。小瀧は「なんでせえへんねん! ええ~そうなの!? じゃあ自分でケーキ持って行くわ」とイジけて、笑いを誘っていた。